大がかりな仕掛け舞台と大量の水によるダイナミックな演出で知られる「水族館劇場」による芝居興行「もうひとつの この丗のような夢 ―寿町最終未完成版―」が9月1日から、横浜市中区寿町の仮設舞台で始まった。建て替え中の寿町総合労働福祉会館跡地に劇団員自らが野外劇場を建て、隣接する空地ではアート作品を並べた「るなぱあく(移動遊園地)」も同時開催している。 水族館劇場は、座長の桃山邑、看板女優の千代次らが中心となり、1987年に旗揚げした。以来、北九州の炭鉱跡・港湾地区や、神社仏閣の境内に野外劇場を設置し公演を続けてきた。数十トンの水を扱うなど野外劇場ならではの大仕掛けが特徴。2017年4月には、芸能の聖地・花園神社(新宿区)で公演を行い、全10公演、2,300人を動員した。 今回の水族館劇場2017年夏興行「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」は、現代アートの国際展・横浜トリエンナー
寿町にある簡易宿泊所を改装したホステル「Hostel Porto Yokohama」(横浜市中区松影町3、TEL 045-263-6981)内に、展示スペース「Porto Gallery(ポルトギャラリー)」がオープンした。 「Porto Gallery」は、文化芸術活動によるまちの活性化を目的に、寿町エリアでアートの活動拠点、イベントや場づくり、ネットワーキング活動を行う団体「寿オルタナティブネットワーク」が、ホステル内の1階フロント前と廊下壁を展示空間として活用するプロジェクト。 1階は企画展示、3階は常設展示のスペースとし、今後は年間を通じた企画展の開催や、ゲストキュレーター制の導入も検討している。 現在開催中のオープニング企画展は、街や自然の中で、多くの人を巻き込んだアートプロジェクトやコスプレ写真などの作品を発表している作家・浦田琴恵さん、夜の景色を描く小畑祐也さん、「ネットカフ
中区寿地区生活者の自立を促す活動を展開するNPO法人さなぎ達(山中修理事長)が運営する「さなぎの食堂」(中区寿町2)は6月16日、コンビニエンスストアのローソンと協力し、店舗で販売期限が切れたパンや弁当などを食堂で活用する試みをスタートした。 この試みは、近隣の「横浜ローソン尾上町三丁目店」で消費期限前に売場から撤去されるパンやおにぎり、弁当などを「さなぎの食堂」に無償提供し、「さなぎの食堂」は消費期限前に食材として顧客に提供することで、通常生ごみとして廃棄される食品を活用するもので、横浜市のコーディネートにより実現した。 ローソンでは、独自に商品の販売期限を設定し、期限が切れた商品は消費期限前に店頭から下げているが、企業の社会的責任としてこの余剰となった商品の有効活用方法を検討していた。ローソンでは、今回の試みで、余剰商品の削減状況や食堂での使用方法、食材費の節約状況、取り組み上の問題点
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