タイププロジェクト(東京都練馬区)は7月24日、都市フォントプロジェクトの一つとして2009年から開発してきた「濱明朝」の発売を開始した。 「濱明朝」が採用された馬車道商店街協同組合の150周年記念バナー 横浜をイメージした同フォントは、港を往来するフェリーや水平線をイメージしたほっそりとした横画に対し、海上から望む建築群を表現したどっしりとした縦画の太さを持たせた明朝体。縦画と横画の対比を際立たせ、都市の幅の広さや、新しいものを取り入れるといった横浜の懐の深さを表す。欧文は風にはためく旗や錨をイメージし、漢字との調和を考慮したモダンローマン体を採用している。文字セットは9,498字。 展開はキャプション、テキスト、ヘッドライン、ディスプレイの4つのバリエーションに、それぞれ6ウエイトの計24フォントを用意。見出しやタイトル、本文や注釈などの幅広い用途での使用を想定して、一貫性を保ちながら
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