美術館前の序章 アンモニュメンタルなモニュメント/横浜美術館屋外 トラックなのに、ゴシック様式の教会のよう。誰もが好きなことば「LOVE」なのに、なんともたよりなくゆがんでいる。 デルボアもギムホンソックも、巨大なモニュメントでありながら、モニュメントの骨抜きを企てる。空間や人の心をその迫力によって支配しようとするモニュメント志向に、いたずらな仕掛けをして、アンモニュメンタルなモニュメントという、なんとも壮大な矛盾を創出する。 グランドギャラリーの序章 世界の中心にはなにがある?/横浜美術館 なにかが創り出されるとき、なにかが忘れられる。使われなかった大量の材料、見せないまましまい込まれた失敗作の数々、排出したゴミの山。それらは、完成作が美術館にうやうやしく展示されるやいなや、まるでこの世には存在していなかったかのように、人目を忍び忘却の海へ、漂流の旅に出る。 人類が築きあげてきた芸術の創
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