特集 2018.02.28 現在の横浜と照らし合わせて楽しむ 横浜美術館「石内 都 肌理(きめ)と写真」 学芸員インタビュー 横浜美術館で開催中の写真家・石内都さんの展覧会『石内 都 肌理(きめ)と写真』。1979年に《Apartment》で女性写真家として初めて第4回木村伊兵衛写真賞を受賞し、2014年にはアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりである石内さんの、国内8年ぶりの大規模個展だ。 本展は、個展『絶唱、横須賀ストーリー』で写真家としての実質的なデビューを果たしてから2017年で40年を迎えた石内さんの、初期から未発表作にいたる約240点を展示。住人のいなくなったアパート、身体の傷跡、日本の近代化を支えた大正・昭和の女性たちが愛用した絹織物、亡き母や被爆者らの遺品の写真を通して、存在と不在、人間の記憶と時間の
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