「横浜らしさ」といわれたら、何を想像するだろうか。そんな問いへの答えを形にしようと、7年以上もコツコツと続いているプロジェクトがある。 「濱明朝(はまみんちょう)」と名付けられたフォントは、横浜の魅力や個性をデザインに取り入れることで、都市のアイデンティティー形成に役立てようと生み出された「都市フォント」だ。2009年の開港150周年を機に動き出し、今年1月~4月には地元企業を巻き込んだクラウドファンディングによる資金集めも行った。現在約1,500字が完成し、いよいよ2017年6月に約1万字を収録した製品版の発売を予定している。