「今回の案件は一線を越えている」 あるゲーム会社大手幹部がそう指摘する「今回の案件」とは、スマホゲーム大手グリーの子会社WSFが運営するスマホゲーム『アナザーエデン』で、ガチャの当たりを操作するプログラムが組み込まれていたことだ。 アナザーエデンでは「夢見」と呼ばれるガチャが採用されている。ユーザーは課金アイテムを消費してガチャを引き、設定に沿った確率でキャラクターを獲得する。キャラクターは星3、星4、星5の3つに区分されており、数字が大きいほど排出確率が低い。 組み込まれていたプログラムは2つ(以下、本プログラム)で、10回連続でガチャを引く「10連ガチャ」の結果が特定の条件を満たした場合に再抽選を行うというものだ。具体的には、「同じ仲間(同一ID)が4体以上含まれる場合」「星5クラスの仲間が4体以上含まれる場合」に再抽選が行われていた。つまり、本来ランダムに決まるべきガチャの当たりパタ
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