普段の生活の中で、大人なら、自分の感情をなるべく抑えるべきであるというのが暗黙の了解だ。 特に人前で泣いてしまうのは弱さの現れであり、恥ずかしいと行為だと思われることもあるだろう。 だが、大人になっても映画を観ている最中に涙をこらえきれず、ほろりと涙してしまう人がいる。だがそれは心が弱いからではない。 映画を観て泣く人は、意外にもずっと心が強いのである。 映画で泣くのは心が弱いからではない 泣くという行為は、喜び、悲しみ、痛みに対する体の自然な反応だ。それは実にさまざまな感情と結びついる。 映画を観て泣ける人は、強い共感力の持ち主で、人付き合いが上手く、他人の気持ちを察する能力が高い傾向にあるという。 共感は、「心の知能指数(EQ)」の欠かすことのできない部分だ。EQの高さは、偉大な指導者や大きな成功をおさめた人たちにおいてまず目に付く力である。 ・心の知能指数が高い人がやらない9つの習慣