都内で、東芝(Toshiba)の「ウォーキング式トースター」を披露するレトロ家電の収集家、増田健一(Kenichi Masuda)さん(2012年9月14日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【11月12日 AFP】日本の技術はウォークマンや小型電卓、便座ヒーター付きトイレなどをわれわれに与えてくれた──その一方で、日本が技術で成功するまでの道のりには、テレビ型ラジオや、歩くトースターといった「失敗」があふれかえっている。 後に発明の代名詞として世界に名をとどろかせた日本の技術だが、これらの失敗作を含むレトロ家電の宝の山には、1950年代末から60年代初頭にかけてこの国にあった「実際には起こらなかった未来」が垣間見える。 「クールジャパン以前のジャパンは、こういう、もっちゃりしたジャパンだった」と語るのは、レトロ家電の収集家、増田健一(Kenichi Masuda)さん(
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