熔成リン肥は土壌改良に最適な肥料! 熔成リン肥は、化学肥料の一種です。初めて畑として使う場所の土壌改良に使用しますが、おもに火山灰土壌の土壌改良に用いられます。アルミナを多く含む火山灰土壌では、リン酸が吸着・固定されるため、リン酸が欠乏しやすいですが、熔成リン肥は、ゆっくり溶けだす『く熔成リン酸』を含んでいるので、リン酸欠乏の心配があまりないリン酸肥料です。 熔成リン肥(熔リン)肥料の特徴 【熔成リン肥 肥料 成分】 リン酸(P)=20(く溶性) アルカリ分 =50 苦 土 =15 ケイ酸 =20 熔成リン肥は、植物の根や土壌微生物が出す有機酸によって、ゆっくり溶けだす『く熔成リン酸』を20%ほど、含んでいます。ですから、土づくりの段階で、土に混ぜておくと長く効かせることができます。また、植物へのリン酸吸収をよくする、苦土(マグネシウム)も含んでいるので、土づくりには効果的です。