これは地雷じゃない。繰り返す。これは地雷じゃない。 何度でも言いたい。主張したい。これは地雷じゃない。 富士ミスから発売された「ロクメンダイス、」は確かに地雷と呼ばれても仕方がなかった。 なぜならあれは、ライトノベルではなかったからだ。文学だからラノベより高尚だとか、そういう事を言いたいのではない。 ライトノベルではなく小説でもなかった。あれは詩だ。繊細で透明で情感のある、けれでも捉えどころのない言葉の集まりだ。 そうした言葉群を愛でるのが「ロクメンダイス、」の読み方であり、文面から話の内容を読み取るというアプローチは通用しない。 富士ミスは仮にもライトノベルレーベルでありながら、ライトノベルと銘打って「ロクメンダイス、」を売り出してしまった。 だから地雷と呼ばれても仕方がない。ラーメン屋に来てカルボナーラを出されたら客は文句を言っていい。 けれでもアリフレロは違う。これは正真正銘、ライト
このゲーム脳どもが―――っ!!!!(10割褒め言葉) 現実そっくりなネットゲームをギミックとして使った無気力少年と恋に恋する少女の物語。 2人の絆が深まっていく過程が丁寧というか独特というか、恋愛物っぽいんだけども主人公もヒロインも別に互いを意識したり 好きだのなんだの言っているわけではない。何となくいつの間にかいい感じの2人になってるんだけどそれは恋人とかそういう関係とは おそらく違ってて、あえて言うならばコンビというかタッグというか、まさしくタイトル通り黒白キューピッドと表現するしかない。 同じ中村九郎の本なのにロクメンやアリフレロと違って全く評判聞かないからてっきり地雷にもならない作品なのかと 何となく思っていたのだけど、アリフレロが面白かったので信者買いしてみたら自分的に大当たりだった。 アリフレロよりも文章がわかりやすく一般向け。あれを常時エンジン80%だとすると、黒白は前半20
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