気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン パブリック・クラウドの利用を企業が躊躇する理由として、「セキュリティ」を挙げる声は根強い。 企業の情報システム部門勤務者を対象として、野村総合研究所が継続的に実施しているアンケート調査結果を見ても、「クラウドの利用上の課題、利用を躊躇する理由」として一番多いのが「セキュリティが不安」である。次いで「社外にデータを置くことに心理的な抵抗がある」が続く。この結果は、2009年2月、2009年10月、2010年3月と毎回変わらない。 センシティブなデータは社内に保管したい 筆者がこれまで意見交換をさせてもらった何人かの企業経営者やCIO(最高情報責任者)からもパブリック・クラウドのセキュリティを懸念する声は多かったように思う。 一般的には、個人情報