先日、知人と食事をしていると「コールドプレイがSMAP×SMAPに出演してから聴く気がしなくなった」と言われ非常に興味ぶかいと感じた。バラエティ番組に出演したりするのは「ロックじゃない」らしい。ひと口にロックバンドと言っても、ロックがカウンターカルチャーだったころの思い出を美化してひきずっている(あるいは『ロック』が何かの思想だと思っている)人たちと、もうちょっとポップス寄りの人たちのマーケットは完全に分かれている。前者の消費者からすると後者は「ロックじゃない」。これは日本だけの話ではないみたい。で、後者は日本にはほとんど輸入されない。僕にはB'zとアジカンが、レディオヘッドとニッケルバックがどう違うのか、というのはなかなか難しい問題だが。ちなみに、どっちの層にも上手く売ってるのがセレブ文化に接近した(取り込まれた)連中(ちょっと前まではロックンロール・リバイバルの人たちだったが、最近はエ