マージには、次の3つのものが関係してくる。 マージの始点となるブランチのリビジョンマージの終点となるブランチのリビジョンマージ結果を保存する作業領域始点となるリビジョンと終点となるリビジョンの差分を取るのは当然だが、同時に始点と作業領域との差分も取る。そして、始点と終点の差分と始点と作業領域の差分をマージしたものを始点に適用したものを作業領域に置くのだ。 マージがうまくいけば、マージ結果だけが作業領域に残る。しかし、うまく2つの差分がコンフリクトして、うまくマージできなかったときは、マージが適用されたファイル中に衝突マーカーが挿入されるとともに次の3つのファイルができる。 *.merge-left.r{リビジョン番号}*.merge-right.r{リビジョン番号}*.working最初のファイルは、始点となったファイルであり、2番めは終点となったファイルであり、3番目はマージ前の作業領域