ありのまま ☆彡受け入れがたい自分を受け入れて生きよ! あまりきれいな話ではありませんが、自分の唾液を小皿に受けて、それを飲みなおすというのは、決して気持ちの良いことではありません。 普段何とも思わずに飲み込んでいるものなのに、いざ、改まってのどを通すとなると、嫌悪感を抱くもので、不思議なことです。 血液についても同様。指先を針でつついてしまったときなど、何のためらいもなく吸っているのに、試験管に取り出した地を、たとえ少量でも吸うのには抵抗があります。 正真正銘、自分のもの、しかも命に係わる大切な血でありながら、なんとなく、薄気味悪く感じ、グロテスクなものに思えるのはんぜでしょう。 白日の下に晒された自分、または自分の部分というものは、時に見つめがたいものを持っているということかもしれません。 自分でさえ静止しがたいもの、受け入れがたいものを他人に見られるのはつらいことです。 心の中の恥ず