先に【「タスポ効果」が一目瞭然・コンビニエンスストアの商品構成別売上推移】などで記事にしたように、自動販売機でのたばこ購入用成人識別ICカードこと「タスポ(taspo)」の導入で(2008年3月以降順次、同年7月以降は全国で)、カード利用の手間を敬遠した喫煙者が「自販機での購入」から「コンビニでの購入」に移行、結果としてコンビニエンスストアでたばこの売上が上昇し、全体の売上を押し上げている。その記事の掲載後、「それではタスポの導入でコンビニ以外の動向はどうなっているの?」という意見をいただいた。確かにコンビニがたばこの売上で盛況なのはお伝えしてきたが、それ以外のところではまだ取り上げていなかった。良い機会なのでいくつか資料を吟味し、グラフ化してみることにする。
![コンビニ以外の「タスポ導入」の影響をグラフ化してみる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/240e68dfdc4bde54796e65216bd6dcfc968d1f04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fraizo_fuwa%2Fimgs%2F6%2F0%2F60d12843.png)