大手化学メーカー、三井化学の山口県にある工場で、プラントが爆発し、1人が死亡、22人がけがをした事故で、現場からおよそ700メートル離れた川の河口付近で、重さ6トンの鉄の塊が見つかりました。 警察は、爆発でプラントのタンクの一部が飛ばされたとみて、詳しく調べることにしています。 会社によりますと、鉄の塊は、爆発が起きたプラントからおよそ700メートル離れた場所にある、山口県和木町と広島県大竹市の県境を流れる小瀬川の河口付近で、23日、付近の住民が見つけたということです。 鉄の塊は、爆発したプラントで損傷が最も激しい「酸化塔」と呼ばれるタンクの一部とみられ、大きさは6メートル、重さは6トンもあるということです。 今回の爆発では、工場から北に6キロ離れた広島県大竹市の住宅でも住宅の窓ガラスが割れる被害が出たほか、爆発が起きた午前2時15分には、岩国市と和木町、大竹市に設置されている震度計で、そ