「天気痛」は推定1000万人! うつの原因にも 天気の変化による痛みや体調不良を抱える人は日本全体で1000万人を下らないのではないか、とも推測する。ざっと10人に1人である。これは立派な病気だということで、5年前「天気痛」と名付けた。 「“気象痛”だと難解な感じがするし、“お天気痛”だと丁寧すぎて男性は嫌がるかもしれない。それで“天気痛”に落ち着いたのです」 2週間に3日のペースで患者を診ているが、訴えでいちばん多いのは頭痛だという。 「頭痛持ちでないと理解できないかもしれませんが、片頭痛を訴える方の中には、頭痛薬を飲んでも治らず、寝込むほど重い症状を抱える方がいらっしゃいます。そういう方は、気圧変化の激しい季節になると、『また明日も痛むんじゃないか……』と不安になり、眠れなくなったりもするのです。その結果、うつっぽくなったりもします」 ©iStock.com 親が誤解しやすい子どもの「
![日本にただ一人の“天気痛外来医師”に聞く「どうして雨の日は調子が悪くなるのか?」 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a3d8e2ddd9ce81c04e159c2ab7727263adb77b1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fe%2F1200wm%2Fimg_9e875045d4eb800817f14c2445acfaac271183.jpg)