ハルゲイサ(ソマリ語: Hargeysa、英語: Hargeisa、アラビア語: هرجيسا)は、ソマリアから事実上の分離再独立を遂げたソマリランド共和国の都市で、同国の首都となっている。イギリス領ソマリランド時代からこの地域の中心都市として機能してきた。人口は454,365人(2004年)とされるが、80万人から100万人の人口を有するという説もあり、定かではない。市民の大半はソマリ族のイサック氏族である。 概要[編集] 市の中心部にある戦争記念モニュメント。1980年代の独立運動を記念して設置された。 ソマリランド西部のオゴ高地中央部に位置し、標高は1,260m。平均温度は摂氏23~32℃。気温はアデン湾の沿岸地方に較べて比較的温暖で、夏季は過ごしやすい気候である。降水量も多く、かつては森林地帯だった。 ソマリア内戦中はソマリランド独立派の拠点となっていたため、1988年にソマリア