★――…学生時代には、もうマンガや文章は描き始めていたのですか? 著書『小人たちが騒ぐので』の中で、学生時代の「ハズカシ〜っ」自作の詩集を披露していらっしゃいますが、ほかにも若気の至り的な作品があれば、教えてください。 川原:ここだけの話、実はその詩集「白の終焉」と対をなす、「黒の発動」とゆータイトルの詩集が存在しました。この二つは例えて言うなら、静と動、陰と陽、キュウリとナスビといった、対照的イメージに縁取られた作品集と申せましょう。ファンタスティックでとんちんかんな白に対し、黒はダークな色調と、寒い世界観がステキなあんぽんたんであります。何年も前に燃えるゴミに出して正解。燃えろ、完膚無きまでに! すべて焼き尽くしてしまえ、鹿児島市の焼却炉!早く死ねばいいのに自分。 ★――死なずにまだまだ作品を描いていただかないと困ります…。さぞかし想像力豊かで、多感な少女時代だったのだろうとお見受けし