9月27 福島被災地フィールドワークに参加して カテゴリ:ゼミ活動紹介 福島被災地フィールドワーク合宿に参加して 山本裕子 合宿2日目の朝、この日は貸切バスに乗って富岡町、双葉町、南相馬市の原発事故後の現在の様子を見て回る予定だ。ホテルを出発する時のバスの中の放射線量を辻内先生が測ってくださった。0.17マイクロシーベルトであった。9時にホテルを出発し、浜街道を通り、海沿いの富岡漁港が見える場所でいったんバスを下車した。海に着くまでの放射線量は0.14~0.17マイクロシーベルトであった。 バスを降りると目の前に海が広がっている。富岡漁港の後ろには福島第二原発も見える。東日本大震災の時には、大津波がやってきて、今立っているあたりはすべてが流されてしまったという話を聞いた。富岡川が海に流れ込んでいるあたりも、津波で押し寄せた海水が川を逆流して、橋が壊れてしまうほどだったそうだ。今、目の前に見
9月30 「フクシマ」というカタカナ語を用いた意図 カテゴリ:研究成果の紹介 「フクシマ型PTSD」という書籍のタイトルによって、福島県民を傷づけ、福島県に対してスティグマを押し付けていると感じられた方に対しては、心からお詫びを申し上げます。 この書籍の原題は、『福島第一原子力発電所事故被害者に持続する甚大な精神的苦痛―精神的ストレスと社会・経済的要因に関する人間科学的実証研究から-』というもので、「福島原発事故責任追及訴訟埼玉弁護団」および「原発賠償 京都訴訟弁護団」の依頼を受け、さいたま地方裁判所(2019年12月16日)および大阪高等裁判所(2020年5月7日)に提出された意見書(甲D共231)を元に執筆したものです。目的は、原発事故の被害に会われた方達を擁護するためのもので、決して福島県民を非難するものではありません。本書は、原発事故による被害者が、いかに甚大な精神的苦痛と過酷な生
日本の被爆者医療の専門家たちが、いまだに効果的な治療薬も検査法も確立されていない被爆時の治療法の研究に昨年の秋から取り組み始めた。実はこの分野の研究は、長年「タブー視」されてきた。理由は、78年前の広島原爆と長崎原爆に続く3回目の被爆が前提となるためだ。 なぜ今、そんな研究が必要なのか。研究を全国の専門家に呼びかけた広島大の原爆放射線医科学研究所(広島市)の田代聡所長(61)にインタビューすると、ロシアによるウクライナ侵攻に強い危機感を覚える研究者たちの姿が見えた。(共同通信=西村曜) ▽現状では「お手上げ」 ―日本は被爆国で、被爆者治療には多くの経験があると思いますが、今回研究を呼びかけている分野とはどう違うのですか。 「被爆の数年後から現れるがんや白血病などへの治療には確かに長年の蓄積があります。これは『原爆後障害』と呼ばれる分野です。しかし、今回私が呼びかけている研究対象は、被爆して
韓国、昨年報告書で「影響ない」 海洋放出めぐり政府部会 2021年04月16日11時05分 韓国ソウルの青瓦台(大統領府)(AFP時事) 【ソウル時事】韓国政府が日本政府の原発処理水の海洋放出方針と関連して昨年10月に対内向けに作成した報告書で、「(放射性物質トリチウムが)海洋放出され、数年後に国内海域に到達しても、移動中に拡散、希釈され、有意味な影響はないと予想される」と指摘されていたことが15日、分かった。野党「国民の力」の安炳吉議員側が入手した資料で明らかになった。 「飲めるのは普通の話」 原発処理水で麻生財務相 政府は関係部署による合同部会を構成し、専門家らを交え対応を検討した。昨年10月に作成された報告書は専門家の意見として、放射性物質を除去する日本の設備について性能に問題はないと指摘し、除去できないトリチウムに関しても「水産物摂取などによる有意味な被ばくの可能性は極めて低い」と
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