タグ

2chに関するhasecoのブックマーク (3)

  • 続・妄想的日常 けえきください

    841 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2009/03/04(水) 21:56:18 ID:M1qcBfT+0 俺がケーキ屋で支払いをしていると 自動ドアが開いて、幼稚園児ぐらいの女の子がひとりではいってきた。 女の子は一人で買い物に来たらしく、 極度の緊張からか、ほほを赤く染め真剣なまなざしで店員に 「けえきください」と声を発した。 いかにもバイトといった感じの女子高生らしき店員は、 「一人で来たの?ママは?」と問いかけた。 すると、女の子は、 どもりながら必死で、一人で来たこと、今日が母親の誕生日なので 驚かせるために内緒で自分の小遣いでケーキを買いに来た、 という趣旨のことを長い時間かけて何とか話し終えた。 店員は戸惑いながら 「そうー、偉いねー。どんなケーキがいいの?」 と一応注文をとった。 「あのねー、いちごがのってるの!」 どう見ても女の子が大金を持っているようには見

  • 続・妄想的日常 一歩

    805 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2009/02/24(火) 14:39:04 いつからか祖父が灯油を買いに行くようになった。 農業に一生を捧げた無口で朴訥とした人間で、体が弱くなってからは あまり外に出たがらなくなっていたので家族は驚いた。 それまでは母が車でガソリンスタンドへ赴いていたのだが、手間が省けたと昼頃に ふと思い出したようにポリタンクをキャスターに載せて家を出る祖父を見送った。 しかしそれから暫くして、母が父にぼやくのを聞いた。 「お義父さんいつもお金を多く請求するの。『少しくらいならいいじゃないか』って うちだって切り詰めてやってるんだから。」 父は苦笑いしていた。 冬も終わろうかという或る日、トイレから戻ると祖父が俺の部屋にいた。 遂にボケたのかと思い、出て行けと強く怒鳴った。 萎縮して小さくなった背中に軽蔑と憎悪の視線を突き刺しながら言った、小汚い守銭奴

  • http://rejec.net/~cube/

  • 1