![作曲家・ボカロPのsamfreeさん死去 ― 31歳の若さ、「ルカルカ」「放課後のプレアデス」OP曲を手掛ける | インサイド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2d4776e7e2666af7b216f8f5b0045c6ad40198d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.inside-games.jp%2Fimgs%2Fogp_f%2F610894.jpg)
keeno待望の2ndアルバム『before light』が届いた。ニコニコ動画への動画投稿楽曲が全て殿堂入りを果たしている逸材だ(※最新投稿動画「yours」「alternate」を除く)。アルバムに先行してアップされたリード曲「morning haze」は、すでに25万再生を超えている。ギターのアルペジオやメロディーが柔らかなkeenoらしさ。そして、洗練されながらもエモーショナルにせつない、音楽的に豊かな感動を与えてくれる楽曲に注目して欲しい。作品力のみで勝負する、いまだ謎めいた存在であるkeenoへ、メール取材で作品がどんな想いで作り上げられたかを聞いてみた。 テキスト=ふくりゅう(音楽コンシェルジュ) ◆keeno 関連画像 ◆ ◆ ◆ ■ハッピーな曲を書くつもりで書き始めても ■気付いたらなぜか悲しい曲になっています。 ── まずは自己紹介をお願いします。 keeno:ke
7月23日に亡くなったボカロPの椎名もた(ぽわぽわP)さん。わずか20年の短い人生でした。 僕もそれなりにニコニコの世界に漬かっているので、『ストロボラスト』などの名曲を聴いたことはあったのですが、作者としては認識していませんでした。 今回の事態を受けて、改めて楽曲やインタビューに触れたのですが、青春の葛藤を一杯に投影した言葉や旋律に圧倒されました。10代半ばから活動していたので、彼と一緒に成長していったファンも多いことでしょう。 大人と子どものはざまで悩んでいた椎名さん。同じく二十歳で亡くなった高野悦子さんの『二十歳の原点』や、立花隆ゼミの『二十歳のころ』を読みながら、僕も自分の現在や未来について考えていたことを思い出します。 どこかのインタビューで「5年後、どうなっていたいですか」と訊かれ、5年後生きている姿がまったく見えなかったから「死んでるかもしれないですね〜」と答えた4年後に、「
ランキング改定などの影響を考慮して上位10曲に絞って比較。ポイントは現行方式で再計算しています。 上位10曲はぼからん上の順位ではなくそれぞれの項目の上位10曲(マイリストならマイリストの上位10曲)です。 上位10曲合計ポイントの高かった回順回ポイント動画
シンガーソングライターの谷山浩子さんが、ニコニコ動画に“無断投稿”されていた自身の楽曲が削除されたことについて、「白黒つけないグレーな感じのまま何となくいければいいかなと思います。楽しい遊び場が復活しますように」などと、Twitterで見解を表明しています。 ニコニコ動画には、谷山さんの楽曲を特定のテーマでまとめたメドレー動画「谷山浩子の○○な曲たちシリーズ」があり、約7年前から一部ユーザー間で親しまれていました。 「谷山浩子の○○な曲たちシリーズ」 現在は、この大半が“権利者の意向”により視聴できなくなっていますが、谷山さんによると、「谷山浩子のカオスな曲たち」などが今年6月に削除された際に、「自動的に検索して消去するシステムから自身の曲を外すようお願いし、事務所やメーカーからも承諾を得ていた」とのこと。しかし、これがヤマハの違反動画に対処する部署に伝わっていなく、他の作品まで削除された
【12/17 17:30追記】 いつもniconicoをご利用いただきありがとうございます。 2014年12月5日にお伝えしておりました通り、2014年12月17日をもって NicoSoundのサービスを終了いたしました。 今まで、NicoSoundのサービスをご利用いただき、ありがとうございました。 今後とも、niconicoをよろしくお願いいたします。 【12/5 14:00】 いつもNicoSoundをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 このたび、NicoSoundは2014年12月17日をもちまして サービスを終了させて頂くことになりました。 これに伴いまして、音楽ダウンロード機能がご利用いただけなくなります。 ご利用いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。 今後ともniconicoをよろしくお願い致します。
2014年12月3日は携帯電話向け着メロ(着信メロディ)サービス開始から15周年である。奇しくもプレイステーションの発売も20周年だが、いまだPS4として健在であるプレイステーションと比べると着メロはすでに過去のものとして忘れ去られてしまった感がある。だが着メロなくして今の日本のネットサービスは語ることはできない。着メロ15周年の日にあたり、着メロについて改めて振り返ってみたい。 着メロとは携帯電話の呼び出し音をカスタマイズする機能および、呼び出し音の配信サービスの総称である。古くは留守電の保留音やポケベルの呼び出し音などにそのルーツを求めることができる。世界で初めて着メロサービスを開始したのはPHS事業者のアステル*1で1997年のことだった。テレホンダイヤルに電話してプッシュ操作でいくつかある楽曲の中から選曲すると、単音の着信メロディのデータがダウンロードされる、というもので、配信楽曲
「ラスボス」のあだ名で大人気の小林幸子(ニコニコ動画「【初投稿】ぼくとわたしとニコニコ動画を夏感満載で歌ってみた【幸子】」より) 11月26日に発表された、今年の『NHK紅白歌合戦』の出演者。しかし、過去33回も同番組に出演した小林幸子は、今年も呼ばれなかった。この仕打ちに、明石家さんまが「小林幸子さんと美川憲一さんが出てない紅白は、俺はちょっと許せない」「あんだけ紅白支えてきた2人を外すって…」と苦言を呈して話題になったが、当の小林幸子はまったく意に介してないようだ。 12月3日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)でも、小林は「紅白については33回もやりきったので未練はありません。今は新しいことにチャレンジするのが楽しい。進化するラスボスの姿を見せます」と、余裕のコメントを出した。 たしかに、今年の小林は、少し前とはまったくちがう状況にある。2013年の前半までは、芸能界を干され、完
子どもの頃からテレビやコミックで親しんできた『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』、もしくは『鉄腕アトム』などの作者が、実はかなりの社会派で、もともとはシリアスでドロドロした作風だったと知ったときの衝撃は、その親しみやすいキャラクターとのギャップゆえに、強烈な印象として残っている人が多いことだろう。または、J-POPで育った耳に、初めてフォークが流れ込んできたとき、例えば、30代ならたまの“さよなら人類”、20代なら映画『タカダワタル的』に出会ったときの異物感は、やはり忘れられないものであるはず。そんな体験を、初音ミクを通じてあくまでポップに提供してくれるのが本稿の主役、ピノキオピーである。 2009年に初投稿した楽曲“ハナウタ”の動画絵が鼻の肥大化したミクだったことからその名がつけられたピノキオピーは、その後コンスタントにオリジナル曲を発表し、自身の作り出したキャラクター「アイマイナちゃん」
この連載では、独自に収集したデータを使って、みんな知ってるようで知らないニコニコ動画やpixivの現在を紹介していきます。今回はゲームのなかでも独特の人気がある音ゲー関連の動画を調べてみました。連載一覧はこちら。 明治大学米沢嘉博記念図書館スタッフでニコニコ学会β幹事。趣味で同人誌やニコニコ動画関連の研究をしてる人。記事に使ったデータ元の『ニコニコ統計データハンドブック2014』など同人誌をコミケで頒布。ブロマガでは連載記事の補足も。 Twitterアカウントは@myrmecoleon。関わった近著に『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス刊)。右の画像は筆者を擬人化?して描いてもらったキャラ「ありらいおん子」。男の娘。 ■Amazon.co.jpで購入 「音ゲー」ってなに? 音ゲーとはビデオゲームのジャンルの1つで、音楽やリズムに合わせてプレイヤー
2014年夏、初音ミク誕生から7年が経った。「ボカロP」「絵師」をはじめ、ネットで人気に火が付き、音楽や映像、出版などのメジャーシーンへ活躍の場を広げるクリエイターはもはや珍しくない存在だ。DIY活動からスタートした彼ら“ネットクリエイター”が商業の場面でも安心して創作を続ける基盤を整えるため、「日本ネットクリエイター協会」(JNCA)が本格的に活動を始める。 JNCAは、音楽やイラスト、小説などネットを中心に創作活動を行う“ネットクリエイター”たちを支援するため、昨年12月にドワンゴの横澤大輔執行役員CCOを代表理事として設立された。団体として発足する以前から、ボカロP向けに著作権や健康保険、確定申告などに関するセミナーを開いてきている。 さらに活動の幅を広げるため、7月にKADOKAWAの井上伸一郎専務、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長、アニメイトの國枝信吾取締役、エク
グランフロント大阪のナレッジキャピタルにおいて行われた初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤代表の講演に続き、初音ミクブームの立役者を迎えたトークセッションが開催されました。初音ミクを一躍有名にした「ポルカ+ネギ」の動画が生まれたきっかけから日本人の文化観、そして今後の日本文化の発信にまでいろんなトピックが混ぜ込まれた1時間にわたるトークセッションの全編を掲載します。 マジカルミライ 2014 http://magicalmirai.com/2014/ illustraion by MONQ © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net トークセッションに参加したのは、初音ミクブームの火付け役となったクリエイターのotomania氏、高野山別格本山三宝院副住職である飛鷹全法(ひだかぜんぼう)氏、そしてクリプトン・フューチャ
8月27日(水)、ニューアルバム『Twinkle World』をリリースする八王子Pさん。ダンスミュージックをベースにグルーヴィでエレクトリックなサウンドをVOCALOIDと融合させることで、唯一無二のサウンドを生み出してきた彼が、今作では新たな一面を見せている。 八王子Pといえば、ニコニコ動画で高い評価を獲得した「エレクトリック・ラブ」と「Sweet Devil」という対照的な2つの楽曲。投稿後にはMMDのプロデューサー・わかむらPがMVを(勝手に)制作し、さらなる話題を呼んだ。メジャーデビューに際して、「Sweet Devil」を(勝手に)イラスト化したTNSKさんもアートワークに加わり、3人体制で1st『electric love』、2nd『ViViD WAVE』をリリース。 そして、3rdアルバムとなる今回、初めて3人でのインタビューを敢行。 「Twinkle World」と聞いて
はじめに ボーカロイド衰退論の話題が良く出ますが(kosyuさんの「ニコニコ動画衰退論の記事一覧をまとめたよ」、たちばなさんの「ボカロはなぜ衰退したのか。はたまた衰退してないのか。とか。」)、基準が示されず、印象による議論が繰り返されているように感じます。 もちろん個々人の印象も、現象を理解するのに重要な資料だと思いますが、議論するためには定量的な指標も重要です。そこで、定量的な評価を試みた既往知見をまとめました。 ボカロ衰退論に関する定量的な既往知見 定量的に論じた既往知見では、ニコニコ動画でVOCALOIDタグが付けられた動画のデータ(再生数など)が良く用いられます。YOUTUBEやDIVAなどのゲームに関連した動向は捉えられないものの、ニコニコ動画はVOCALOIDが爆発的な人気を得たプラットフォームであり、一定の共感を得られるデータであり、かつ比較的入手・議論しやすい指標であると思
ニコニコ動画の動画から音声をMP3ファイル化する「にこ☆さうんど」の運営で著作権法違反の罪に問われた男性被告に対し、札幌地裁は7月16日、懲役3年(執行猶予4年)・罰金500万円(求刑懲役3年・罰金500万円)の判決を言い渡した。 告訴した日本音楽著作権協会(JASRAC)とドワンゴ・ユーザーエンタテインメント(due)によると、公開されているコンテンツをリンクやダウンロードなどで入手し、自身のサイト上で公開・誘導している「寄生型サイト」の違法音楽配信で、サイト運営者が著作権法違反の有罪判決を受けたのは今回が初めてという。 「にこ☆さうんど」は20万人以上のユーザーが利用し、1日当たり約1500件のファイル交換が行われていたという。サイトは無料で利用でき、運営者には広告で約1億3000万円の収入があったという。今年2月にサイトは停止し、運営者は5月に逮捕・起訴されていた。 JASRACとd
2014-07-14 カゲプロのような思春期中二女子に届く作品に今後の文学の可能性を感じている件について ブログをはじめたばかりの記事でいきなり「(読者の)みなさん」と書くのはアレな気もしていますが… みなさんはカゲプロの名前を何度も目にしていながら、実は読んだことも視聴したこともないのではないでしょうか。 ぼくは自分自身がそうだったので、なんとなくその気持ちがわかります。 楽曲名や作品名のネーミングだったり、ニコニコ動画のボカロ文化だったり、「しづ」のイラストレーションだったり、自分が手にとる作品ではないような感覚が強い。もっと端的にいうと、世代の壁、そしてコミュニティーの壁を感じるわけです。 ゆえにこそ、ぼくはいまカゲプロを読んだほうがいいのだという気がしています。 カゲプロは、明確に思春期の女子中学生層に向けて書かれています。しかも読者の彼女たちはいわゆるセカイ系的な感性を非常に強く
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く