茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の実験施設で、装置の誤作動が23日の昼前に発生し、放射性物質が管理区域の外に漏れたことが分かりました。 日本原子力研究開発機構によりますと、このトラブルで、研究者4人が内部被ばくし、建屋内にいたおよそ30人が内部被ばくしたおそれがあるということです。 国の原子力規制庁によりますと、23日午前11時55分ごろ、茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の素粒子を発生させる実験施設で、放射性物質が管理区域の外に漏れたという連絡が、24日午後9時20分ごろありました。 原子力規制庁によりますと、金属の金に特殊なビームを当てて素粒子を発生させる実験中に、装置が誤作動して金が高温になって蒸発したということです。 日本原子力研究開発機構によりますと、このトラブルで、研究者4人が内部被ばくし、建屋内にいたおよそ30人が内部被ばくしたおそれがあるということです。 この