今回は,デスクトップ環境で日本語アウトライン・フォントを使えるようにする。Fedora Core 5には,「さざなみフォント」が含まれるが,より見やすい「IPAフォント」を追加してみよう。 IPAフォント(写真1)は,独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が提供している高品質な日本語フォントである。IPAの事業成果となるソフトウエアと一緒に配布されている。フォントだけでは再配布できないことに注意しよう。 今回の作業は,rootユーザーでログインして行う。ログイン時には,管理者パスワードを入力する。 GRASS国際版のダウンロードと解凍 まずは,IPAフォントが含まれる地図情報システム・ソフト「GRASS国際版」をダウンロードして,ファイルを展開する。 (1)次のWebサイトにアクセスする 「GRASS国際化版(i18n)」 (2)GRASS国際版のバイナリ・パッケージ・フルフォント・バー