結婚情報誌ゼクシィは、いつもいつも、厚みたっぷり。 競合誌が挑んでは撃退され、肩を並べる雑誌はいまだ見当たりません。 ずいぶん昔ですが、その制作に携わっていた者としては、 理由がよく分かります。 ひとえに、コンテンツに込める情念が違うのです。 作り手、編集者の、絶対に反応を取ってやる、という決意。 「こんなに可愛い、きれい」を、何としても伝えたいという強い気持ち。 そうした無形のエネルギーが、誌面に凝縮されている。 実際、内容がぎっしりで、あつっ苦しいでしょう(笑)。 でも、それが秘訣にほかならない。 105万部を記録したSweetだって、どこが何の特集かわからないほど渾沌。 隙間を埋めるようにぎゅうぎゅう。(「くるねこ大和」的にいえばぎうぎう。) 3次元の世界でも、ドン・キホーテを見てください。 スーパーのつるかめを見てください。ぎっしり、ぎうぎうです。 でも、何かありそう、面白そう、が
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