絵だけで催しものをお知らせしてはだめですか、作業の仕方を指示したらだめですか、絵日記ではだめですか! 絵とジェスチャーでなんとなく感じとってもらえませんか! と、自暴自棄になってしまうほど。 それなのに文章が書ける人は必ずこう言うのです。「絵と同じですよ、本を読んだり書いたりして、書くことに慣れればいいんです」……”難しい本は3行読めば寝てしまう呪いのかけられている”このわたくしに! そもそも慣れるために文章を書こうとする時でさえ、白紙を前に固まってしまうわたくしにとっては、アドバイスにしてアドバイスにあらずですわ……。 「文章がうまくなる本」「文章の書き方の本」そういったタイトルが私の本棚を埋め尽くす中、世間から見離された感に包まれながら行き倒れようとしていたその時……ふと目に留まったのがこの本です。 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 出版は、わたくしの大好きな星海社さん。2011
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