人もすなる「今年読んだ本」のようなものを書いてみたのだが、「今年出た本」が一冊も入っていない。 いや、まったくない訳ではないが、取り上げたいと思えるものがない。 それどころか『大阪府立図書館参考事務必携』みたいな本が幅を利かせている。 そもそも本屋に置いてない本のことなど、暮れのおしつまったこの時期に聞かされてもなあ、だいたい図書館だってもう閉まってるし。 という訳で一計を案じて、今年になって復刊した本ということなら、実際に読んだ時期はいろいろだが、とにかくも「今年出た本」ということで取り揃えられるだろうと思い、以下書いてみた。 (追記) 書いてみたのだが、時間が本当になくなってしまった。 あと『クレーの日記』と『社会学の根本問題―個人と社会』と『偉大な記憶力の物語――ある記憶術者の精神生活』と(『悲劇の死』は別にいいや)、『荒涼館』についてはいくらなんでももう少し、プラス『現代語から古語
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