民主党の鳩山代表は9日の記者会見で、日本郵政の西川善文社長の進退問題について「基本的に、(辞めてもらう)考え方に変わりない」と述べ、新政権発足後に辞任を求める考えを示した。 今後の具体的な手続きについては、社民党や国民新党と協議する方向だ。連立する3党は郵政民営化の抜本見直しを合意文書に盛り込んでいるが、任期を来年6月まで残す西川社長ら経営陣の刷新問題も注目を集めそうだ。 鳩山代表は今年6月17日の党首討論で、保養宿泊施設「かんぽの宿」問題への対応などを理由に、「政権を獲得した時には西川社長にお辞めいただくしかない」と発言している。