20~30代の方には気の早い話ですが、皆さんは「人生の終幕」について考えたことがあるでしょうか? 長い人生の果てに「死」の影が迫ってきたとき、果たして自分はどのように人生を振り返るだろうかと。 もちろん、なんだかんだあったけど良い人生だったと前向きにお迎えを待ちたいところですが、現実にはそううまくいかない模様。長年オーストラリアで終末期ケアに携わってきた看護師のBronnie Wareさんによれば、死を覚悟した患者さんのほとんどが悔恨や反省の言葉を残すそうです。 彼女は、患者さんたちが死の間際に語る言葉を聴きとり、一冊の本『The Top Five Regrets of the Dying』にまとめました。死を間近にした人たちはいったいどんな言葉を口にするのか? トップ5を見てみると── ◎ I wish I hadn’t worked so hard. ──「あんなに一所懸命働かなくて