静かすぎて危険!? HV車への疑似エンジン音付与を義務化へ (1/3ページ) 2009.10.22 18:58 国土交通省は、ハイブリッド(HV)車の低速走行時に、エンジンに似た音が出る装置の取り付けを義務づける方向で最終調整に入った。低速時にはほとんど音がせず、騒音や環境に優しいとして人気のHV車だが、逆に特性が歩行者にとっては「静かすぎて接近に気づかない」と危険につながっているためという。国交省は来月にも、国民に広く意見を求める「パブリックコメント」を実施し、年末までに最終義務化案をまとめる方針という。 HV車は低速時などはエンジンを停止し、電気モーターだけで走行。ガソリンの使用や二酸化炭素(CO2)排出を抑えられるとして人気を集めている。 だが、環境に優しい半面、音が出ないことへの危険も指摘されている。国交省所管の交通安全環境研究所がHV車の音に関する調査を実施したところ、停止時