俳優の北大路欣也(71)が、NHK連続テレビ小説『マッサン』(月〜土 前8:00 総合ほか)に、あす9日(第19週109回)より自称・作家の上杉龍之介役で登場する。北大路自ら「出演したい」と同局に直訴した。その背景には同作のモデルとなった「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝さん(1894−1979年)との浅からぬ縁があった。 2月9日より出資者の渡(オール阪神)も再登場 さかのぼること1968年。当時、大河ドラマ『竜馬がゆく』に出演していた北大路は、「御縁があって竹鶴政孝様からお声を掛けて下さり、お逢いする機会を得ました」と竹鶴さん本人と面識があったという。「初対面での政孝様の印象は眼光鋭く威厳に満ちたお姿でした。『うん!君の眼が気に入った』と、ぽつり一言、私の緊張は一気に解かれ、政孝様の大きな優しさに包まれました」。 竹鶴さんが築いた北海道工場余市蒸溜所を訪れたこともあり、「そ