米ニューヨーク州のファストフード業界で、最低賃金が時給15ドル(約1860円)に上がるという。 現在の7割増しに 同州の諮問委員会が現地22日、賃金引き上げを決定。現在の最低時給は8.75ドルのため、約7割増となる。 賃金の引き上げはニューヨーク・シティを筆頭に段階的に行われ、2018年には最低時給15ドルが実現する見込みだ。 サンフランシスコやロスでも「15ドル」 ニューヨーク・シティでは物価が高騰し、「今の最低時給では生活していけない」と、ファストフード店の従業員らが3年ほど前から時給引き上げの大規模な活動を展開してきた。 米国ではこれまでに、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトルなども最低時給が15ドルに引き上げられている。今後全米に波及しそうだ。 付随する問題に懸念も 一方、ファストフード業界からはこの引き上げに反発の声が上がっていて、各メディアも疑問を呈している。 特に小規模の
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