南米ボリビアで捕獲されたパクー。 (Photograph by Joel Sartore National Geographic) 南米原産の雑食性の淡水魚、「パクー」が最近、デンマークの沖合で捕獲された。木の実と間違えて男性の睾丸を食いちぎる魚として恐れられている。付近の海域で繁殖しているのではないかという不安感が北欧各国で一気に広がり、遊泳者に海水パンツの紐をしっかり結ぶよう当局が注意を促す事態にまで発展。もっとも専門家によれば、それほど深刻に受け止める必要はなく、遊泳者が実際にパクーと遭遇する可能性はほとんどないという。 また、デンマークの首都コペンハーゲンにある「Blue Planet Aquarium(青い惑星の水族館)」の学芸員ラース・スコウ・オルセン(Lars Skou Olsen)氏は、そもそも男性の局部にパクーがかみつくという話は大げさで、おそらく事実ですらないだろうと