はせがわようすけ氏のブログエントリ「機密情報を含むJSONには X-Content-Type-Options: nosniff をつけるべき」にて、巧妙な罠を仕掛けることにより、別ドメインのJSONデータをvbscriptとして読み込み、エラーハンドラ経由で機密情報を盗み出すという手法が紹介されました。これは、IEの脆弱性CVE-2013-1297を悪用したもので、MS13-037にて解消されていますが、MS13-037はIE6~IE8が対象であり、IE9以降では解消されていません。 また、MS13-037を適用いていないIE6~IE8の利用者もしばらく残ると考えられることから、この問題を詳しく説明致します。サイト側の対策の参考にして下さい。 問題の概要 JSON形式のデータは、通常はXMLHttpRequestオブジェクトにより読み出しますが、攻撃者が罠サイトを作成して、vbscript
![JSONをvbscriptとして読み込ませるJSONハイジャック(CVE-2013-1297)に注意](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4a6fc2b6dd2e180d0f2b479c72d981442e622780/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F4.bp.blogspot.com%2F-SDz-Jq0b-iE%2FUZbdMBB7yvI%2FAAAAAAAAGI4%2FgHG6sp22nbQ%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2Fjson-hijack-001.png)