「iPhone」や「iPad」のユーザーが実際に体験した可能性は極めて低いものの、「iOS」アプリがDoS(サービス妨害)攻撃によってクラッシュするおそれがあることが、モバイルデバイスセキュリティ企業のSkycureの調べで明らかになった。同社は、セキュリティイベント「RSA Conference 2015」でこの攻撃を実演し、重大なセキュリティリスクとして説明した。さらに悪いことに、この攻撃を受けると、iPhoneがいつまでも再起動を繰り返すおそれがあるという。 Skycureでは、攻撃を試みる者に正確な手法を伝えるのを避けるためとして、この攻撃に関する詳細な技術情報の公開を最小限にとどめている。同社は現在、Appleと連携して、「iOS 8」に存在するこの脆弱性の解消に取り組んでいるという。 このDoS攻撃を実際に行うには、Wi-Fiルーターを「特定の設定」にしておく必要があると、Sk
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