写真は玉川大学Future Sci Tech Lab内の植物工場研究施設。水は循環させているので最低限で済み、LEDを用いて効率的な栽培ができる。このことから、砂漠やアフリカなどでの工場建設も考えられるとか。渡邊教授は「将来的な地球規模の食糧難に対して、ひとつの解決方法になればいい」と語る 一人暮らしの自炊男子にはつらい、昨今の野菜の価格高騰。落ち着いてきてはいるものの、昨年ごろは平年の2倍近い価格になっている野菜もあったとか。店頭には400円弱のリーフレタスが並ぶなか、200円前後で販売されているものがあった。名前は『夢菜(ゆめさい)』。玉川大学と西松建設の産学連携による野菜工場「Sci Tech Farm」で栽培されているLED野菜だ。 「価格を安く抑えることができる理由は、安定した生産体制にあります。特徴は3つ。1つ目は、太陽の代わりにLEDランプを使用する。2つ目は、広い土地が不