大量の在庫が問題になった新型コロナ対策の布マスクを巡り、業者との契約過程を示す文書を開示するよう上脇博之(ひろし)・神戸学院大教授が国に求めた訴訟で、複数省庁による「合同マスクチーム」のうち業者と直…
再配布で除外知らせず 届かぬアベノマスク―問い合わせ多数・厚労省 2022年09月12日14時35分 政府が配布した布マスク「アベノマスク」=2020年4月21日 新型コロナウイルス対策で導入され、大量の在庫が問題となった布マスク「アベノマスク」をめぐり、政府の要請に応じて再配布を希望したものの、受け取れないケースが相次いでいることが12日、分かった。所管する厚生労働省が募集時に示していなかった理由で一部を除外しながら、対象者に通知しておらず、問い合わせが多数寄せられているという。 立民「愚策」、岸田首相「希望殺到」 アベノマスク再配布で論争―衆院予算委 厚労省が再配布の希望者を募ったのは昨年12月下旬からの約1カ月間。在庫約7100万枚に対し、約2億9000万枚分(約37万件)の申し込みがあり、大半の希望に添えない見通しの中、4月から配送を開始した。 この過程で厚労省は、申請時に「リメー
捨てるも地獄、残すも地獄の“アベノマスク” 岸田首相の本音は「捨ててしまいたい」!?【官邸キャップ解説】 ■「いつまで8000万枚のマスクを保管し続けるんだ!」 臨時国会も残りわずか。この国会ではにわかに“アベノマスク”論争が再燃した。すっかり言葉が定着してしまったが、安倍元総理が去年の4月、緊急のコロナ対策として、すべての家庭に「1世帯2枚」を配布したあの布マスクのことだ。 「いつ在庫がはけるのかわからないのに在庫を抱え続けるのか?」 予算委員会で立憲民主党の代表代行、逢坂誠二氏は舌鋒鋭く、後藤厚労大臣に迫った。 「有効活用として希望する自治体に配布するほか、災害備蓄、地域住民への配布などで活用していく」-。 ばつが悪そうな後藤大臣はあくまでも今後も有効に活用していく方針を示した。 現在“アベノマスク”は都内の大手物流会社の倉庫に8000万枚以上が眠っている。当時1枚およそ140円という
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