中国では毎年60万人が肺がんで死亡しており社会問題化している。中国のスタートアップ企業Infervisionは、機械学習とコンピュータビジョンを使用して、肺がん患者の病変や結節を迅速に発見するための技術を開発した。中国では放射線医師は8万人ほどしかいないにもかかわらず、1年に14億件の放射線検査を診断する必要があり、放射線医師不足が深刻なのだという(TechCrunch、insideHPC、Infervision、Slashdot)。 今回開発されたInfervision AIプラットフォームは、2003年のSARS発生以降、中国病院に設置されたデジタルインフラストラクチャを活用している。中国各地の20の病院のデジタル健康記録リアルタイムで収集、機械学習させたことで、すべてのカテゴリーにおいて放射線医師より正確に予測することができたとしている。また従来は15分かかっていた診断プロセスを大幅
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