NTTデータは2010年8月20日、ビジネスインテリジェンス(BI)分野の体制強化を発表した。提供するBIシステム構築サービスを業務内容ごとに9つのパターンに体系化した。加えて、グループのBI担当のコンサルタントと技術者を、今年度中に現在の1.5倍に当たる600人規模に増員する。 NTTデータの中川慶一郎 技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センタ長は「200を超える当社のデータ分析事例を基に分析のパターンを類型化したところ、9つに大別できることが分かった。パターンを利用することで、顧客に合ったシステムを素早く構築できる」と話す。パターンには「予兆発見型」「異常検出型」「予測・制御型」などがある。 BIシステムを構築する際に、NTTデータの「BI成熟度モデル」を使った診断サービスも提供する。BIシステム利用の成熟度を「人・組織」「業務」「システム」の3つの視点ごとに5段階で評価し、現在
![NTTデータがBIシステムを9つに体系化、要員も1.5倍に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)