もうひとつWindows XPのネットワーク機能として興味深いのが、「ネットワークブリッジ」機能だ。これは、複数のネットワーク接続間でパケットの橋渡しを行なうもので、簡単に説明すればEthernet LAN環境で使われるハブに相当する。つまり、最近のマンション向けインターネットサービスとして用意されたHomePNAと既に契約してあるADSLサービスを併用して使うときなどに有効なのだ。 「ネットワーク接続」フォルダをコントロールパネルなどから開き、複数のネットワーク接続アイコンをまとめて選択して右クリック。表示されたメニューから<ブリッジ接続>を選択すると、ブリッジ化したアイコンが作成され、自動的に再接続を実行する(画面2−12)。ユーザーからしてみると、ひとつのネットワーク接続を実行しているように見えるのが特徴だ(画面2−13)。面白いのがこの接続を行ったときにマシンに与えられるIPアド