ささやかながら農薬についての知識を獲得しようと『食品安全性セミナー〈3〉残留農薬』を読んでいたら、面白いグラフがありました。がんの原因と思われるものについて、主婦とがんの疫学者にそれぞれ挙げてもらってその割合を示したものです。これを見ると、主婦——というか、一般の人——がイメージする発がんの原因が、実は専門の疫学者によればまったくとるにたらない要素でしかなく、また逆も然りなことがよくわかります。*1。 一目瞭然なのですが、一般の人はがんの原因として、圧倒的に食品添加物と農薬を挙げています。しかし、それらに対してがんの疫学者はほとんど重要視しておらず、一般の人ではがんの原因としてイメージされない、普通の食べ物を挙げている割合が多いです。ここら辺、「「学校給食」と映画「未来の食卓」」のコメント欄で教えていただいた「映画「未来の食卓」に見る情報操作」のかたが、 「ヨーロッパでは、癌や糖尿病などの
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