ジェーン・テニスン警視が引退を間近に控えたある日、14歳の少女サリーが行方不明になる。前日の夕方5時ごろに家を出てから消息を絶った。テニスンはすぐに捜査を開始する。 結婚もせず仕事一筋で生きてきたテニスンは、孤独を紛らわすための酒でアルコール依存に陥っていた。サリー事件の一報は前夜、自宅で受けていたが、電話に出たことさえ覚えていなかった。そんなとき、入院中の父アーノルドから余命短いことを知らされる。 死体で発見されたサリーは妊娠しており、容疑者として不良少年カーティスが浮かぶ。一方でテニスンは赤ん坊の父親のDNAを特定するよう指示していた。テニスンは病院の駐車場で銃を持ったカーティスと争いになり、阻止しようとしたテニスンの元部下ビルが撃たれてしまう。現場にはなぜかサリーの親友だったペニーもいた。カーティスはペニーを連れて逃走。ペニーは共犯なのか、人質なのか? テニスンは2人の行方を追う。