2010年1月26日、北京高級人民法院は、中国検索サイト大手、百度(Baidu)のMP3検索著作権侵害訴訟について、無罪の判決を言い渡し、2年にわたる裁判に幕が下ろされた。 2008年、MP3ファイルの検索サービスを提供している百度に対して、SONY BMG、ワ百度:知的財産権侵害で提訴されるーナーミュージック、ユニバーサルらがファイルのダウンロードサービスの停止と損害賠償請求を求め、訴訟を起こし、昨年の1審では百度側に7万元(約92万円)の賠償支払い命令が下されていた。 北京市弁護士協会電子ネット法律専門委員会の孫彦副主任は、「インターネットの産業チェーンから見ると、百度と音楽レーベル会社は対立関係ではなく、相互利益を創出するパートナー関係であるべき」とコメントしている。 (China Press 2010:KM) (01/27 11:08)
【上海=河崎真澄】米インターネット検索サービス大手グーグルが先月、中国で110万曲以上の楽曲が無料で検索できる斬新なサービスに踏み切ったことが論議を呼んでいる。利用者は携帯型音楽プレーヤーなどに大半の楽曲を無料でダウンロードできるため、地元メディアは「(新サービスで)人類が音楽の天性に回帰」などと誇張ぎみに伝え、歓迎ムード一色に。一方で「著作権に対する中国人の感覚がまひする」との批判もくすぶりだした。 同サービスはグーグルが中国の楽曲配信大手「巨鯨音楽網(Top100.cn)」と提携し、先月30日からスタートさせた。香港などを除く中国本土内のネットユーザーが対象だ。中国人歌手のほか当局が「表現に問題なし」と認定した海外アーティストの楽曲のみが検索できるという。 米ユニバーサル・ミュージックや英EMIなど、楽曲を提供するレコード会社には検索サイトの広告収入を分配する仕組み。違法コピーが横
このニュースを最初に聞いた時はエイプリルフールかと思いましたが、日付が違うので本当のようです(ソース1、ソース2)。 Googleが中国でMP3の無料ダウンロードサービスを始めたというニュースですが、最大のポイントは勝手に見切り発車したのではなく、4大レーベル(ワーナー、ユニバーサル、EMI、ソニー)との提携により合法的なビジネスとして行なうという点でしょう。Googleはこのサービスの広告収益をレーベルおよび著作権管理団体とシェアします。 周知とは思いますが、現在、中国の音楽コンテンツの99%は違法という状態です。ということで、レコード会社にとっては以下の2つの「究極の選択」がGoogleにより突きつけられたわけです。 勝手にコピーされて収益を得られない 勝手にコピーされて多少とも収益を得られる今回は名より実を取って2の選択肢を取ったということでしょう。 なお、これも周知と思いますが、中
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