仏レンヌ大学の調査によると、2009年9月と2009年12月の3ヶ月でフランスのインターネットユーザーにおけるオンラインでの違法ファイル利用は上昇したという。2009年秋といえば、フランスで“Hadopi 2”が成立した時期だ。違法ダウンロードを2回すると、3回目はインターネット回線を遮断、と聞いてもユーザーには効果がなかったようだ。 上昇したのは、ダウンロードではなく、ストリーミング。Hadopi 2の施行は実際にはまだ(当初2010年年頭だったのが延期されており、今年春といわれている)。だが、スタート前から、法に対して市民が抜け道を探し、これがさらに厳しい法制化につながるという悪い循環がすでに見えてしまったようだ。 なお、レンヌ大学の調査ではオンラインで許可なく著作権のある音楽や映画ファイルを利用する人は同時に、合法的にコンテンツを購入している層でもあることがわかったという。
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