会社の大元となる「総務」を革新すれば、すべての事業部に影響を与え、顧客志向になり、驚くほど業績が伸びる。経営者が着手すべき、「成長支援部づくり」を指導。 中小企業でありながら、業種別の就職人気ランクでトップ10入り、そして、来年度には株式公開を目指す。そんな会社の社長さんからお話を聞く機会がありました。 予定時間を大幅に上回る熱弁が終わった後、参加者のお一人から質問が出ました。 質問の主旨は、「5年ほど前は年商は5億円で、社員は50人ぐらいだったのに、今は年商が12億円を超え、社員も100人と、なぜ一つの壁を突破することができたのか」ということでした。つまり、普通は年商5億円くらいの売上や規模で留まる中小企業が多いのに、どうやって、その壁を越えたのかということです。 そして、これに対する社長の答えは「自分一人のことを考えたら、年商5億円の会社で充分だった」けれども、「会社に関わっている社員