最新の目次へ 究極のアーミーナイフが誕生したー。 時計と共にアーミーナイフで有名なスイスのメーカーウェンガー社。だが同じくスイスのビクトリノックス社の陰に隠れていた形で、遂には2005年4月に吸収合併されてしまう。 合併後もウェンガーのブランドは残った。そこで「アーミーナイフのメーカーとしてすぐ連想できるような誰もが驚く一品を作れないか」というナイフ屋としての彼らの思いが、とんでもないアーミーナイフを完成させたのだ。 この「ジャイアント」はなんとウェンガーの2007年版カタログに存在する85の機能全てが1つに凝縮された、まさにマルチツールだ。重さは1.3キロ。写真右の社長が持っているものを見てもらえばその異様さの想像がつく。 誰がこんなものを買うのか。しかし幸運にもスイスは未曾有の好景気であり、我々の常識を超えるほどスイス人はジョーク好きであったらしい。この製品は値段が1100~1200フ