◇ ◆冒頭発言 軍・民合同調査団は国内10専門機関の専門家25人、軍専門家22人、国会推薦専門委員3人、米・豪・英・スウェーデンの4か国の専門家24人が参加し、科学捜査、爆発タイプの分析、船体構造管理、情報分析の四つのグループに分けて調査活動を実施した。 ◆海底から引き揚げた船体の変形、事故海域から収集した証拠物の調査分析結果 天安はガスタービン室左舷下部から感応魚雷の強力な水中爆発により、船体が切断され沈没したものと判断される。 ◆沈没原因が、魚雷攻撃を受けたものと判断される理由 ▽船体損傷部位を精密計測した分析 衝撃波、バブルジェット効果により、船体の竜骨が艦艇建造当時と比較し、上方に大きく変形し、外板は急激に折られ、船体には破断した部分があった。 主甲板はガスタービン室整備のための大型開口部周囲を中心に破断し、左舷側が上に大きく、変形しており、切断されたガスタービン室隔壁は大きく、破
【ソウル=牧野愛博】韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相は19日の講演で、3月末に起きた韓国哨戒艦の沈没原因が魚雷であると明言した。国際軍民合同調査団は20日の最終報告書に「北朝鮮による攻撃」と明記する方向で調整しており、朝鮮半島の緊張は高まりそうだ。 柳外相は19日、調査団の結論として「魚雷による強い水中爆発が、韓国の軍艦を真っ二つにして沈めた」と語った。そのうえで「政府は断固たる方法で適切な措置をとる」とした。講演後、北朝鮮による攻撃かどうかを尋ねた記者団に対し、柳外相は「そう思う」と答えた。 韓国政府は英、米、豪、スウェーデン4カ国も参加する調査団が「北朝鮮の攻撃」を明記すれば、国連安全保障理事会などで北朝鮮への制裁を求める有力な根拠になると期待している。数日後に予定されている李明博(イ・ミョンバク)大統領の対国民談話の発表後、対北朝鮮協力事業の縮小など独自の対抗策も発表す
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