セブン&アイ・ホールディングスとJR5社(北海道、東日本、東海、西日本、九州)と京浜急行電鉄は9日、全国のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」約1万3000店で鉄道系の電子マネーを18日から使えるようにすると発表した。 Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)など計8種類が地域ごとに利用できる。来店者の利便性を高めるのが狙いだ。 これまでセブン―イレブンで使える電子マネーは、セブン&アイグループで発行するnanaco(ナナコ)やEdy(エディ)など4種類に限られていた。ナナコの利用件数を増やすことを優先したためだが、1か月の利用件数が4000万件に達するなど「ナナコの認知度が高まった」(広報担当)とみて、新たに鉄道系の電子マネーの導入を決めた。