電源は単4電池を2本使用。開発したイギリス人エンジニアは、娘の「魔法の杖が欲しい」というリクエストがきっかけで思いついたそうだ。デザインは魔法使いの少年が主人公の某映画を参考にしているとか… ここに取り出したのは、なんの変哲もない小さな杖。杖とはいいながらも長さは30cm強とかなり小さめで、歩行の補助には使えない。まるで映画の中で魔法使いが振り回している魔法の杖みたい。 この杖をひと振りしてみると、目の前のTVの電源が入る。さらに振ると、チャンネルが変わり、音量も変わる。実はコレ、「カイミラ」という杖の形をした学習リモコンなのだ。 加速度センサーを搭載しており、振ったり、回したり、ポンと軽く叩いたりすると、その動きを検出して、先端のLEDから赤外線を出すという仕組み。 動きの種類は13種類あり、それぞれの動きに対して、自由にリモコンのボタンを割り当てられる。もちろん、TVだけでなく、