『精子物語』 http://sinri.net/b.htm 原作者 大和まや ゆうきゆう 全3ページ。10分ほどで読み終われる短い話です。 <序章> 語り マヤ では、質問。 あなたはすごく昔、どんな存在だったか知っている? 子ども? 赤ちゃん? 胎児? いえいえ、そのずーーーーーーーっと前。 知らないとは言わせない。 あなたは一匹の「精子」だったのよ。 あなたも小錦もモーニング娘も、どんな人間だって、元を正せば、「アリンコ」よりもずうっと小さい、一匹の「精子」。 そんなちっこいちっこい単細胞生物が、ここまで複雑な体に成長しちゃうんだから、これは確かにスゴいことよね。 その上、精子は、もんんんのすごい数がいるの。 これは、私がむかぁし、子供科学相談室か何かで読んだ記事の再現。 「人の男子の精巣では1日約5千万〜数億個ずつの精子が作られます。 しかし、全部が受精